フルスの特性
フルスの魅力、流れるような滑らかな旋律と力強い低音、繊細な高音は楽器の特性に関係があります。
低音部ではリードを振動させるためしっかり息を入れる必要があり高音部では反対に息が多いとリードが振動しにくくなります。また息を細かく切ると雑音が入りやすくなるためスラーの演奏に向いています。(雑音は瓢箪内の空気圧が下がり弱奏で使う音が鳴るため起こりますが息遣いの工夫で克服できます。)
低音部ではリードを振動させるためしっかり息を入れる必要があり高音部では反対に息が多いとリードが振動しにくくなります。また息を細かく切ると雑音が入りやすくなるためスラーの演奏に向いています。(雑音は瓢箪内の空気圧が下がり弱奏で使う音が鳴るため起こりますが息遣いの工夫で克服できます。)
演奏技法
楽器の特性を生かす独特の奏法が発達し循環呼吸はその代表例です。その他ポルタメント、トリル、ビブラート等に西洋音楽には無い独特の技法があります。また英国のバグパイプと同様ドローン管(通奏管)を使った和音の演奏も楽しめます。
2重奏演奏例(大C、G調フルス)
移調の演奏例(小CでF調の演奏)